Yahoo!広告アカウントの権限を代理店に付与する方法

Yahoo!広告アカウントの権限を代理店に付与する方法。現「LINEヤフー広告」の画面で4ステップ。自分のアカウントから広告代理店へ、メールアドレスで招待する図

広告代理店に広告の運用を任せるには、先にアカウントの権限を渡す必要があります。渡す作業をするのは、任せる側(お店や会社)です。

この記事は、2026年10月時点の実際の画面にそって手順を説明します。

なお Yahoo!広告は現在 LINEヤフー広告 という名前です。管理画面の表示も「LINEヤフー 広告」になっています。手順が変わっている箇所があるので、古い解説と見比べている方はご注意ください。

目次

用意するものは1つだけ

代理店のメールアドレスです。これだけです。

以前は代理店のYahoo! JAPANビジネスIDを聞いて入力する形でしたが、いまの画面はメールアドレスを入れる形に変わっています。「ビジネスIDの入力欄が見つからない」と迷う方がいるので、先にお伝えしておきます。

招待のメールが届く必要があるので、代理店側が普段使っているメールアドレスを確認しておいてください。

招待画面のメールアドレス入力欄。「複数入力する場合は半角スペースまたは改行で区切ってください(一度に招待可能なユーザー数:20)」と書かれている
入力するのはメールアドレスです。ビジネスIDの欄はありません

権限を渡す4つの手順

STEP
右上の「ツール」を開く
LINEヤフー広告の管理画面で右上の「ツール」を開き、「権限・データ」の中にある「権限管理(ユーザー)」を選ぶ
「権限・データ」の中にあります

広告管理ツールにログインし、画面の右上にある「ツール」を開きます。

メニューの「権限・データ」の中に 権限管理(ユーザー) があります。これを選びます。

STEP
「権限管理」の画面を確認する
LINEヤフー広告の権限管理の画面。左に「ユーザー」と「アカウントリンク」、本体に「+ アカウントに招待」ボタンと「招待中のユーザー」「招待済みユーザー」の表がある
渡すのも外すのも、この画面で行います

左側に「ユーザー」と「アカウントリンク」の2つがあります。代理店に運用を任せるのは「ユーザー」のほうです。

画面には表が2つあります。「招待中のユーザー」(招待を送った相手)と、「招待済みユーザー」(すでに権限を持っている人)です。

STEP
「+ アカウントに招待」を押す

画面の上にある青いボタン + アカウントに招待 を押します。

押すと、権限とメールアドレスを入れる画面に切り替わります。

STEP
権限を選んで、メールアドレスを入れる
アカウントに招待する画面。権限を管理権限・登録更新権限・参照権限から選び、その下に代理店のメールアドレスを入力して「招待メールを送信」を押す
権限を先に選んでから、メールアドレスを入れます

1. 権限を選ぶ(3つの違いは次の章で説明します)

2. 代理店のメールアドレスを入れる

複数の担当者に渡すときは、半角スペースか改行で区切ります。画面の案内のとおり、一度に招待できるのは20人までです。

3.「招待メールを送信」を押す

メールアドレスが空のあいだ、このボタンは押せない状態になっています。

ここまでで、任せる側の作業は終わりです。

あとは代理店に招待のメールが届き、相手がそれを受けると運用できるようになります。受けるまでは「招待中のユーザー」の表に残ります。

権限は3種類。代理店にはどれを渡すか

招待の画面で選べる権限は、次の3つです。

招待画面の権限の選択肢。管理権限・登録更新権限・参照権限の3つがラジオボタンで並んでいる
権限はこの3つから選びます
  • 管理権限|広告の運用に加えて、ほかの人を招待したり支払いに関する設定を変えたりできます
  • 登録更新権限|広告の作成と運用ができます
  • 参照権限|見るだけで、変更はできません

広告の運用をお願いするだけなら 登録更新権限 で足ります。

代理店側で複数の担当者に権限を分けたい場合や、支払いに関する作業まで任せる場合に「管理権限」が必要になります。必要がなければ渡さないほうが安全です。渡す範囲は契約前に決めておくと、あとで揉めません。

なお、アカウントによっては選べる権限が限られます。上の画面(親アカウント)では管理権限だけが選べる状態で、ほかの2つは選べませんでした。選びたい権限が押せないときは、運用を任せたい広告アカウントのほうを開いてから招待してください。

運用が終わったら、権限を外す

ここが見落とされがちです。

権限を外さないと、契約が終わったあとも相手が広告費を動かせる状態が続きます。

外す場所は、渡したときと同じ「権限管理」の画面です。「招待済みユーザー」の表に、権限を持っている人が並んでいます。

招待済みユーザーの表。ユーザー名・ビジネスID・メールアドレス・権限が並び、各行の左にチェックボックスがあるが、管理権限を持つ自分自身の行は選べない
各行の左にチェックボックスがあります

各行の左にチェックボックスがあり、ここで対象を選びます。

ただし、自分自身(いま操作している管理権限の本人)の行はチェックが入りません。自分の管理権限を自分で外せない作りになっています。

外し忘れを防ぐには、契約終了の連絡と同じ日に、この画面を開くと決めておくのが確実です。請求の締めと一緒に見直すのでもかまいません。

よくある質問

代理店のメールアドレス以外に用意するものはありますか?

ありません。以前のようにビジネスIDを聞く必要はなく、いまの画面はメールアドレスだけで招待できます。

複数の担当者をまとめて招待できますか?

できます。メールアドレスを半角スペースか改行で区切って入力します。一度に招待できるのは20人までです。

招待したあと、すぐに運用してもらえますか?

相手が招待を受けるまでは使えません。送った直後は「招待中のユーザー」の表に入り、相手が受けると「招待済みユーザー」に並びます。相手の画面に出ていないときは、まずこの表を確認してください。

間違えて自分の権限を外してしまうことはありますか?

ありません。管理権限を持っている本人の行は、チェックボックスを選べない作りになっています。

まとめ

この記事のまとめ
  1. 用意するのは代理店のメールアドレスだけ。以前のビジネスIDは使いません
  2. 入口は右上の「ツール」→「権限・データ」→「権限管理(ユーザー)」
  3. 「+ アカウントに招待」から、権限を選んでメールアドレスを入れます。一度に20人まで
  4. 運用を任せるだけなら登録更新権限で足ります。管理権限は必要なときだけ
  5. 契約が終わったら権限を外す。外さないと広告費を動かせる状態が残ります

Google広告の場合は画面も手順も違います。こちらにまとめています。

権限を渡したあと代理店にどこまで任せられるのか、費用はどう決まるのかは、こちらで説明しています。

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この記事を書いた人

根岸 晨仁のアバター 根岸 晨仁 Web広告コンサルタント/WHiTE Focus 代表

根岸 晨仁(ねぎし あきひと)/WHiTE Focus 代表。群馬県太田市を拠点に、整体院・サロンなど店舗オーナー向けのWebマーケティング支援を行っている。Google広告認定資格保有。リスティング広告の運用歴は約4年で、少額予算から始められる広告運用を得意とする。

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