お店で集客のためにまず初めに始めるか検討するのが
「リスティング広告」(別名:検索広告)です。
その理由はこの後にも詳しくご説明いたしますが、
なんといっても
が可能で一番費用対効果が見込めるからです。
さらに詳しく
お店集客でリスティング広告で得られる効果や活用法が気になる方は以下からご確認ください

この記事の最後には
・なぜ効果が高いのか
・他の広告と何が違うのか
を中心に
「リスティング広告」の基礎〜どのように取り入れれば良いのか
などすぐに始めたくなる事間違いなしです。
また弊社では、リスティング広告を初めての方でも始めやすいように
少額からの「お試し運用」をご用意しております。
新規の方限定ですので、詳しくはお気軽にご相談ください。
リスティング広告とは!?

リスティング広告とは一言で言うと
「通常の検索結果1位よりも
さらに上に掲載が可能」な広告です
通常、ユーザーが検索した「ワード」に対して、Googleが最適な答えが掲載されているサイトを順番に上から表示します。
しかし、リスティング広告は、
その一番最適なサイト(検索結果1位)よりも
さらに上に掲載が可能です。
ユーザーの好きな検索ワード(実際に検索バーに入れた言葉)にリスティング広告が掲載できるので、
企業は自社商品を購入してくれる人が、「検索するであろうワード」にリスティング広告を掲載すると
購入してくれる機会が大きくあがります
(例)群馬(太田市)で低額のエステサロンを経営している人の場合
「太田 エステ 安い」
っと検索する人は、すでに場所が決まっていて、安めのエステを受ける意思がある人が検索するワードです
そこのワードだけに絞って配信すれば、サイトに飛んで来店予約をしてくれる可能性は大きくあがります
リスティング広告の特徴と強み
リスティング広告の特徴と強みは大きく分けて4つです
①検索画面の上部の方に表示されるため認知のされやすくクリック率も高い
上記でも説明した通り、通常検索結果(SEOでの一位)よりもさらに上部に掲載することができるので、ユーザーが検索して初めに認知される。ここでユーザーが求めている見出しなどにするとクッリクしてもらいやすくなります。
またバナー広告やYoutube広告と違い、自分で気になる情報を検索しているので、それらに関連する情報しか出てこない検索広告だと広告色も強くなく煩わしさが少ない傾向がありクリックしてもらいやすい広告です
②購入意欲の高い段階のユーザーに効率よくアプローチができる

消費者には大きく分けて2つあり、購入意欲の低いユーザーと購入意欲の高いユーザー。そのようなユーザーは検索するワードにも大きく違いがあります。
購入意欲の低いユーザー
悩みや不満があるものの、どうしたら良いかわからない状態で情報収集などをメインで検索を行なっています。主な検索ワードは「○○○ とは」などです。このユーザーはまだ多くの解決策などを探しているため、広告を出稿しても成約してくれる可能性は低いです
購入意欲の高いユーザー
すでに自身で解決策が見い出していてそれを解決してくれる商品やサービスを探しています。その場合検索ワードは「○○○(解決策) 渋谷(近くの地域)」などです
このように購入意欲の高いユーザーが検索するであろう、ワードだけに検索広告を出稿すれば成約してくれる確率も上がります
そして一番のリスティング広告の強みと言ってもいいのが
実際に広告を表示した方の検索語句が入手できる点です。
その検索語句を入手できればSEOブログ記事や自社に足りなかったページの発見に大きく貢献します。
リスティング広告での検索語句の入手方法は以下でご確認ください

ターゲットを狙った人へ配信ができる(パーソナライズ配信が可能)

そして購入意欲の高いユーザーが検索するであろうワード出稿だけでなく、さらに配信地域の設定やお店の営業時間だけの配信などで精度を大きく上げる事も可能です。
配信の設定の他に配信するターゲットを絞った配信が可能です。年齢や性別はもちろん、今何に興味を持っているかなどの「趣味嗜好」や子供の有無などの「生活様式」なども絞って配信が可能なので、精度の向上も期待できます
④様々な情報を収集が可能で経営に反映できる

さらに様々なターゲット像に向けて配信できるだけなく、何回広告が表示されてクリックされたのか、なんて検索ワードで成約されたのかをしっかり測ることができます。この事が出来ることによってターゲットがしっかり反応しているのか、広告を出して売上に貢献できているか(費用対効果)が把握できます。
つまり、広告を出している意味があるのかがしっかり把握ができるということです
しかし実はこれだけではありません
実は同じく広告を出している競合サイトの情報も分析が可能です

成約までの流れ

ユーザーの検索したワードによって関連がある広告が表示されます
興味を持ったユーザーが自社のサイト(ホームページやランディングページ)に訪問して閲覧します
そしてユーザーが自身の解決した問題を解決してくれると感じたら、成約(自社であらかじめ決めておいた)をしてもらえます
SEOとの違い

SEOは、「検索(エンジン)の最適化」で、簡単に言えば
「狙ったキーワードで
検索順位の上位を目指す施策」です。
つまり、
お金をかけて検索上位に持ってくるのが、「リスティング広告」
日々の積み重ねで検索上位に持ってくるのか「SEO」
他にも
| リスティング広告 | SEO | |
|---|---|---|
| コスト面 | 1クリック毎にかかる | 0円 |
| 即効性 | すぐに検索上位に掲載可能 | 時間かかる (Googleのアルゴリズムで変わる) |
| コントロール | 掲載場所の指定が可能 | ユーザー毎やアルゴリズムによって 掲載順位が常に変動 |
| 掲載内容 | 見出しと説明➕ ・価格の表示 ・サイトの内の別のリンク ・電話番号表示 などが可能※ | 基本的に見出しと説明 |
など違いがあります。
他の広告との違い

リスティング広告の他にもインターネット広告だと主に
- バナー広告
- Youtube広告
- SNS広告
- アフィリエイト広告
などがありますが、リスティング広告との大きな違いは3つ
①リスティング広告は「PULL」型の広告
「リスティング広告は自分(ユーザー)から情報の載っていそうな広告に訪れる「PULL型広告」です」
広告は大きく分けて二つに分かれます。それが「PUSH型」と「PULL型」
PUSH型
何か他のメディア( Youtubeの動画やブログなど)を見ている際にそこに広告を挟むのが「PUSHしている」
PUSH型広告です。
そのメディアとは関係のない、ユーザーの趣味嗜好に合わせた「このメディアを見ていると言うことはこの商品も好きでしょ?」っと流す広告です
ex.バナー広告、Youtube広告
PULL型
押す(PUSH)広告とは反対に、ユーザー自身が自分から欲しい情報を選ぶ広告を「PULL広告」と言います
それが主にリスティング広告で、検索から自分で求めている情報を取得しようとします
ユーザー心理として他のメディアを閲覧中にそのメディアとは関係のない、広告が流れるのは「嫌がる」傾向にあります
私もYoutubeを見る際に、早く見たいのに、その前に広告が流れるとちょっとモヤモヤします
②購入意欲の高いユーザーに配信ができる
消費者の商品の購入モデルというものがあり、以下のように商品購入には「段階」というものがあります

「発見」・・・商品の存在自体を認識した
「興味関心」・・・商品に対して興味関心が湧いてる状態
「比較検討」・・・他の商品で同じような機能や代替え品など、より良いものがないか探す
「購入」・・・商品を決めて、購入する
バナー広告やyoutube広告などは、あくまでも「ユーザーの好きそうなもの」配信できるものの、実際の悩みや解決したい事などとは別です。
しかしリスティング広告は「検索」です
「検索」には、その本人の解決したいことが色濃く反映されます。段階でいえば、全ての段階にアプローチができます。

しかし、大手ではない限り資金がありませんので、どうせ配信するなら購入段階の「比較検討」で配信が効果的です。
その「比較検討」に配信ができるのが、リスティング広告なのです
③広告色が少ない
また通常の検索との違いは、右上に小さく「広告」と付くだけなので、広告色が薄いのも特徴です
他は通常検索結果と大差がないので、他の広告と違って嫌悪感(ノイズ)も少ないです。
リスティング広告の費用構造

リスティング広告の費用は「クリック単価制」と「オークション制」という2つの構造の組み合わさったものが採用されています
①クリック単価制
表示されただけでは費用がかからずに、
クリックされると費用がかかります
①オークション制
1クリックいくらまでお金を払うかを設定して、掲載順位と費用が決定します
クリック単価制

・広告が検索画面に表示されただけでは、費用はかかりません。クリックされて初めて費用が発生します
オークション性制

広告の出稿の際に「検索キーワード」を設定します。(ex.渋谷 カフェ)そのキーワードが他社と重なる部分があれば、1クリックにいくらまで掛けられるか(ex.1クリック50円までなど)がオークションに掛けられます。広告を出す競合が少なければ1クリック8円など低額で検索上位に出す事も可能です
掲載順位
掲載されるか、もしくは掲載されて上位から何番目に掲載されるかのは簡単な計算式で導き出せます。

他にも小さいさな要因はありますが、
大部分はこの数値の合計が大きい順番に
「検索の上位」に掲載されます
上限クリック単価とは
1クリックいくらまでならお金を出せるかの上限です。予算に応じて好きに設定ができます
Googleからの評価とは
ユーザーの検索意図にあっているかなどの関連性やサイト自体の利便性、見出しが魅力的か、など総合的に判断して
10点満点で判断します
例えば下のA社、B社、C社が下の図のような場合

上限クリック単価(1クリックまでの上限の費用)が一番安いはずのA社は、Googleからの評価が高いので
この3社の中だと一番上位に掲載されます。
逆に資金に余裕があるC社でも、Googleからの評価は低いので、三番目と順位が下がってしまいます。
仮にD社という会社があってこの合計が上の3社よりも低い場合、掲載されないか、検索欄の一番下に掲載されます
実際にかかる費用は?
では、上限のクリックの理解はできたと思いますが、
“上限”(これ以上は費用はかけられませんよ)なので、実際に1クリックで支払う費用は異なります。
実際にリスティング広告で支払う費用の式は、上の図表を使って説明すると
一個下企業の「合計値」÷自社のGoogleからの評価+1=実際のクリック単価
っとなります
仮に、B社の場合、
550(C社の合計)÷6(B社のGoogleからの評価)+1=約92円
っとなります。
つまり
表示されるだけならお金はかかりません。
サイトがクリックされてお金がかかります
その1クリックの費用は「オークション制」で企業の皆様がいくらまで1クリックに費用をかけれるかで決まります
どんな商品がリスティング広告に有効か

①「LTV(ライフタイムバリュー)が高い商品」or「高額の商品」
「顧客生涯価値」と言い、
「商品を利用し始めて、利用が終わるまで得られる利益です」
つまり、
一件の新規顧客を獲得した時にその一件顧客から得られる総利益の事です。
(販売価格✖️利益率)✖️平均リピート数
とも言い換えられます
(例)ある商品が3,000円で販売しています。原価を引いた利益率が60%でお客さんは1ヶ月(ここでは月単位で区切っています)に4回利用してくれます。その場合のLTVは、
(3000✖️0.6)✖️4=7,200
7,200円の利益が新規顧客を獲得すれば企業の利益となります。
つまり、「一回の消費だけでなく、その人から得られる継続的な利益」
ということです

それを踏まえた上でリスティング広告で利益が得れるには、
1人を獲得するための広告費<1人のお客様から得られる利益
となる必要があります。
では、その「1人を獲得するための広告費」はまずどのようにして求めればいいかというと
平均のクリック単価÷サイトの成約率
で求められます。
例:
平均のクリック単価:200円
サイトの成約率(100人いたら○人成約してくれる割合):2%
の場合は、200÷0.02=20,000
この場合だと2万円以上の商品か、LTVが2万円以上の場合に利益が獲得できます
②店舗で販売しているもの
もちろんリスティング広告は、全国の「検索」を利用しているユーザーにアプローチできます
なのでECサイトや全国でサービスを展開している人にも有効ですが
そうなると、最低でも広告費が数百万以上と莫大な費用となって、中小企業には少し厳しいかもしれません
しかしリスティング広告は、
「配信地域を絞った配信が可能」なので、店舗の周辺での「見込み客だけ」に配信ができます。
その場合は、低予算でも利益の獲得が可能になります
リスティング広告と相性の悪いものがある
競合が多い

クレジットカードなどお客様一人獲得すると利益が大きいものなどは競合が多く、キーワードなどを変えないとクリック単価が上げって利益が出にくい
利益率が低いもの

例えば5000円でお客様をゲットできたとしても(1クリック50円÷成約率1%)そのお客様から得れる利益が6000円の場合は赤字になってしまう
サイト成約率が低いもの

購入意欲の高いお客様を多く集められたとしてもサイトの出来栄えが悪く、成約がどこかわからないと離脱してしまう場合がある
リスティング広告で競合が多く参入している
リスティング広告の費用でご説明した通り、競合が多いと、その分1クリックの費用が大きくなります
そのため、「平均のクリック単価÷サイトの成約率」の「平均のクリック単価」の数字が大きくなると
1人を獲得するための広告費も必然と大きくなってしまって採算が取れなくなる場合があります
成約率が低いサイト
今度は、「平均のクリック単価÷サイトの成約率」のサイトの成約率の話です
仮に競合が多くて平均のクリック単価が高騰しても、
自社サイトに訪問したユーザーが商品に納得して成約(予約や購入など)を行う数(成約率が高い)と
1人を獲得するための広告費も低くなって、採算が取れますが、
その逆に、安いクリック単価の中で多くの人を自社サイトに訪れても、
「出来栄えが悪かったり」「理解ができない」など、成約率が低いサイトの場合
成約ができずに、広告費を払って終わりなど場合があります。
「検索」よりもビジュアルで「比較検討するもの」
そもそも「購入の決定」が「検索を使わない場合」が多い商品には、全く意味がありません
例えば、
①美容室を探しているお客様で
インスタグタムで素敵な「ヘアスタイル」を見つけて、その場でリンクから予約するなど
カットイメージで選ばれる美容室
②インスタ映えなど、見た目や口コミの判断基準が勝負のカフェ
「検索」が行われないものにリスティング広告(検索広告)を行っても意味がありません
まずは自分の商品がどのような経路を辿って「購入決定されているのか」を精査して判断しましょう。
他にも自社の商品がリスティング広告に向いているのか詳しく知りたい方は

リスティング広告が出せない業種がある!?
リスティング広告では、広告を出せない業種があります。
それは「YMYL」に関する職種です。
この業種に関連していると
広告に出稿できないor審査が通りずらいです
詳しくは

工夫次第で効果的に

LTVを伸ばす
リスティング広告の「肝」はなんといっても
1人を獲得するための広告費<1人のお客様から得られる利益
です。高額商品は購入率が低いものなので
1人のお客様から得られる利益のLTVを伸ばす施策を考えてみましょう
競合が少ないお宝ワードを見つける
競合の数が多くて1クリックの単価が高騰しても、「ワード」が被られない場合は非常に安く済みます
リスティング広告は、「掲載するワード」を設定して、その「ワード」が競合と被ったらオークション制になります
逆に「購入意欲の高いユーザーが検索しそうなワード」の中で「競合と被らないワード」を見つけ出せば、
1クリックの費用がかなり安くなります。
広告代理店のお仕事

広告代理店っていっても具体的にどんな仕事をしてるの?
っと疑問んいなる方も多いかもしれませんが
お仕事を一言で言うと…
購入意欲の高いユーザーを見極めて、一人でも多くサイトへ誘導すること


主な内訳は…(Google広告の代理店の場合)
Google広告のアカウントを作成します。基本的にこちらのアカウントを構築すれば、検索広告だけではなく「バナー広告」「ディスプレイ広告」「ショッピング広告」「youtube広告」などGoogleを利用するユーザーに向けて様々な広告が打ち出せるようになります
狙ったユーザーを設定します。配信する地域や配信時間などを決め、運用を続けると蓄積した訪問者データからさらにユーザーを絞って精度を上げていきます。
クライアント様のターゲットが検索するワードを「キーワード」と設定して狙ったユーザーに表示させるようにします。そして表示された検索結果の見出しと説明文の作成をします。ここで狙ったユーザーが興味を持ってクリックしてもらうことがこの検索広告の肝となります
上記の事を設定して配信の細かな設定を行なっていきます。相場を元にクリック単価を決めて配信の準備を行なっていきます
運用が始まると様々なデータを取得できます。「狙った人が来ているのか」「クリック単価は下げることができるのか」「ちゃんと成約しているのか」など、ライバルの動きも見ながらそして蓄積した情報を活用しながら精度を高めていきます
ここでは代理店によって異なるのですが、月や週に一回に運用の結果を教えてもらえます。フォーマットは代理店それぞれですが、共通しているのはクリック数、費用、そして成約数はどれくらいなのか知ることができます。ここでしっかり成約数が取れていれば検索広告を継続する事で利益が上がっていきます
すでに自社でリスティング広告アカウントをお持ちで他の代理店に任せたい方は
以下の方法でアカウントの権限を委託する事で可能なので気になる方がご参照ください
Google広告アカウントの権限の付与する方法


Yahoo!広告アカウントの権限の付与する方法


運用始める前の抑えなくてはいけないこと


ここまでの記事で
・「リスティング広告とは何か」
・「他の広告との違い」
・「リスティング広告に適しているもの」
がご理解いただけましたか?
「自社の商品がリスティング広告に適している」事が判明したら、リスティング広告を実践してみましょう
しかし
「アカウントの構築」〜「運用」そして「分析・改善」をしていくのはさらに知識が必要です
ちなみに、弊社はGoogleのリスティング広告の代理店をしております。
リスティング広告について何かわからない事、ご不明点な方はぜひ下記の公式LINEからご相談ください
「無料」ですので、ご相談だけでもOKです。押し売りなどは致しません。お気軽にご相談ください


